試験内容

学科6科目+実技科目!幅広い分野への理解が必要

 FP試験では、異なる6分野への理解が求められます。
「合格率30%」というデータから「実際はどうってことはないんじゃないの」と思われてしまいがちなFP試験ではありますが、その内容はかなり専門的。
すべての科目についてまんべんなく、基本的な理解が求められる難易度の高い資格試験なのです。

 FP試験の試験科目は「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業継承」の6科目。
あまり耳慣れないワードばかりが並ぶ印象ですが、実は私たちの人生に深く関わることばかりです。だからこそ、FPという資格が幅広く様々な方に目指されているのかもしれませんね。
それぞれの科目の概要は下記の通りです。

○ライフプランニングと資金計画
主な内容は社会保険と年金。健康保険や労災保険、雇用保険、そして国民年金や厚生年金といった内容を軸に、確定拠出年金など最近の話題にも触れて構成されています。

○リスク管理
リスク管理という名称の分野ではありますが、内容的には民間保険について学ぶことになります。メインとなるのは生命保険と損害保険で、この科目の8割がたはこれら2分野からの出題です。
基本的な保険の仕組みや商品名、控除などの税金関連が問われます。

○金融資産運用
お金や資産の運用を学ぶこの分野では、主に株式投資からの出題が目立ちます。
株というとどうしても難しそうなイメージがつきものですが、基本的な内容理解と用語のチェックでかなりカバーできます。

○タックスプランニング
税金関連の知識が求められるタックスプランニングでは、所得税、法人税、消費税からの出題が主となります。
それぞれ種類が多く、複雑な内容ではありますが、FP試験における他分野との関連性も強い科目ですから、特に力を入れて習得する必要があります。

○不動産
不動産関連の法令から税金、取引の手法など、不動産関連全般の知識が求められる科目です。学科では暗記、実技では建ぺい率などの計算が重視されるので、出題傾向にあわせた対策が不可欠です。

○相続・事業継承
相続にまつわる法律や税金についての内容がメインとなるこの科目は、FP試験の中でも特に難しい分野であるといわれています。
法令への理解から税金の計算まで出題は多岐に渡るので、基本の徹底理解がモノを言うでしょう。

 幅広い分野への理解が求められるFP試験ですが、いずれも基本的には「あまり深追いせず、出題傾向・ポイントに沿った学習」が有効です。
また、常に「自分が今どの科目のどの部分を学習しているのか」を意識することで、知識の混同を防ぐことが出来ます。